トップ > 睡眠障害(不眠症等)の相談・治療
睡眠障害は、睡眠が不足する不眠症、日中に強い眠気がある過眠症、睡眠のリズムが乱れるタイプ、睡眠中に行動異常がみられるタイプ、の4つに大きく類型されます。
睡眠障害はそれぞれ症状が異なります。
不眠症は風邪と似た症状がみられることもあります。また、寝る環境が適さない場合や精神的ストレスによっても起こることがあります。
過眠症は日中に強い眠気が繰り返しみられたり、大きないびきや短時間の無呼吸状態が伴うことがあります。
睡眠リズムが乱れるタイプは、体内リズムが24時間より長く(短く)なるために、不眠や過眠を引き起こし、日常生活での支障をきたします。
睡眠中に異常行動がみられるタイプは、寝ぼけや夢中遊行、自律神経系の興奮を示し、ときには大声を出したり、飛び掛る場合もあります。
症状に応じて対応は異なります。
精神療法として、医師との診察のなかで睡眠障害の原因となっている精神的ストレスや不安・悩みなどを打ち明けることで、それらを軽減し改善・解消していきます。また、睡眠習慣の見直しを指導することもあります。
薬物療法として、睡眠障害の症状に応じて、睡眠薬や安定剤などを組み合わせて治療をすすめる場合があります。
また、「睡眠障害対処の12の指針」のプリントをお渡しして、生活指導をすることもあります。