トップ > 過敏性腸症候群の相談・治療
過敏性腸症候群は、レントゲン等の検査で異常はみつからないものの、腹痛や便通の異常が起こる病です。
過敏性腸症候群は、通勤・通学の途中や自宅を出る前などに次のような症状がみられます。
症状が重くなると、通勤・通学中に何度もトイレに行きたくなることで不安感が高まったり、無意識のうちにガスがもれたりすることもあります。
過敏性腸症候群は、食生活・生活習慣の改善や精神的ストレスの軽減で症状を改善することができます。
便通の習慣化を図るとともに、飲食は温かいものを食べるようし、繊維質や刺激物(香辛料やアルコールなど)の摂取や喫煙を控えるよう心がけます。また、精神的ストレスが原因の場合は、それをはっきりさせ取り除いていきます。
いずれも症状に応じて、乳酸菌製剤、便の水分バランス調整薬、抗不安薬、抗うつ薬などを組み合わせた治療をおこないます。
ただし、軽度のクローン病、潰瘍性大腸炎などの消化器の病気がかくれていることもありますので、一度は内科(特に消化器内科)を受診することをおすすめします。